式内 神足神社
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概 要
現社号 神足神社
読み:こうたりじんじゃ
所在地 京都府長岡京市大字神足小字神足5
旧地名 山城国乙訓郡神足村
御祭神 天神立命(あめのかみたちのみこと)
「鎭座不詳」『名巡志』
「鎭座記未考」『名跡志』
「祭神詳ならず」『神祇志料』『式内社の研究』
「天神立命」『神名帳考証』『府下以下神社明細帳下調書』
例祭日 6月5日
社格等
『延喜式神名帳』(式内社)
畿内:658座(大231座・小427座)
山城国 式内社122座 大53座(並月次新嘗・就中11座預相嘗祭)・小69座(並官幣)
乙訓郡(オトクニ) 19座(大5座・小14座)
式内社 山城国乙訓郡 神足神社
読み:カウダニ
近代社格制度 旧村社
創建 年代不詳
本殿様式 流造
境内摂末社(祭神) 野神神社
一口メモ
長岡京駅のすぐ南。駅周辺は都市開発が進みがらりと変わったが、一歩はずれると狭い旧道のままで、向日市から長岡京、大山崎周辺は昔の風情が残っていてなつかしい思いがする。神足をこうたりと読む。かつてJR京都線(東海道本線)長岡京駅の駅名は神足(こうたり)駅だったので、ある程度の年齢には、すぐ読める。
歴史・由緒等
旧神足村の産土神。式内社で「延喜式」にのる乙訓十九座の一で「神足神社」(こうたにのじんじゃ)とみえる。また、文徳天皇の斉衡元年(854)に国の官社にあげられる。祭神は「舎人親王(天武天皇の子)」であるといわれている。
当社には「桓武天皇の夢」として次のような伝説が残っている。「田村(神足村の旧名)の池に天から神が降り立ち、宮中を南から襲おうとした悪霊を防いでおられた夢を見られたと言う。天皇は目覚められ、田村にこの神を祭る社を建てさせ太刀と絹を秘蔵させた。」以後、この社は「神足神社」と田村は「神足村」と呼ばれるようになったと言われる。
「全国神社祭祀祭礼総合調査」 神社本庁 平成7年
『先代旧事本紀』に、山背久我直(やましろのくがのあたえ)等の祖とある。京都市伏見区久我宮の森の式内久我神社も久我直を祀ったもので、かつて同じ乙訓郡であり、向日町や神足から始まったことが伺える。
境内・社叢
鳥居・社号標 鳥居扁額
二の鳥居 手水舎
社頭掲示板
拝殿 拝殿・本殿
狛犬
拝殿扁額 本殿
境内社 野神神社(野神天神)
地名・地誌
地 図
交通アクセス・周辺情報
長岡京跡、サントリー京都ビール工場
参 考
「延喜式神社の調査」さん、他
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